映画ドラえもん のびたの恐竜2006 感想

毎度毎度流れるED曲を聴き、ふと思い出したので見てみました!
思ったことを素直に書いていこうと思います。
初めてレビューしてみるのでおかしいところがあるかもしれませんがゆるしてくださいあとネタバレあるので嫌な方はみてからみてください

【映像】★★★☆☆
【音楽】★★★★☆
【ストーリー】★★★★☆

~あらすじ~
夏のある日、のび太スネ夫に恐竜の化石を自慢される。いつも通りのび太だけは化石を見せて貰えず、怒ったのび太は自らの手で恐竜の化石をみせることを宣言する。しかし、なんとドラえもんに断られてしまった。逃げ道を閉ざされたのびたはとうとう裏山で化石を掘り当てようとするが、掘った土を近隣の家に落としてしまい、罰として庭の土を掘ってそこにゴミを入れることになってしまう。猛暑の中汗を吹きながらスコップを動かすのび太のび太はそこで"ある物"を発見することになるのだった...

【ここからネタバレ踏まえた感想】














この映画はタイトルにもなぜか入っている通り2006年に公開されたリメイク映画です。14年前ですね!僕は原作の映画をみたことがなく漫画しか見た事なくて、比較ができないので1つの作品としてレビューしてみたいと思います!

かなり古い映画ということもあり画質は粗さや背景のキャラクターはかなり雑になっているのが目立つとともに今のアニメ、映画とは違う作画なので僕は序盤はかなり気になりました。まあしばらくしたら慣れましたし、これはこれでいいとは思います!

音楽はOPの「ハグしちゃお」が思い出補正もあるかもしれませんが、
あの中毒的な歌詞...、明るくて少し切ない曲調...
ドラえもんの曲はアニメ含め神曲ばかり!
僕はその中でもこれが特に好きですね!EDのボクノートはいい曲だと思いましたし、鳥肌も立ちましたけど...覚えてないです、すみませんm(--)m

さあ、それでは映画本編の感想を綴っていきます。
まず序盤。
入り方は、最高です。
opで子供心と映画前のワクワクをそそられ、なんか謎の壮大な映像がでてきて、そこから場面が切り替わっていつもの「ドラえもん」のコミカルな日常に切り替わる。ドラえもん映画はこのような入り方が多いですが、やはり素晴らしいと思います。
作画も先程ああはいいましたが、背景はとても作り込まれていて夏のいいところが出ていました。

そして、スネ夫に恐竜を自慢するためにのび太が恐竜について一生懸命調べたり、卵を見つけたあとも孵化させるために布団に卵を被せて抱いて一緒に寝たりとすっごく親として立派なんですよね今回ののび太ドラえもんも思わず顔芸をするほど。このあたりののび太パパとの絡みは名シーンです。
その後、努力の甲斐あって首長竜のピー助が産まれます。ここからのび太が親としてピー助を育てていくんですが、超絶very可愛いです、マジで萌えました。見ていてとても幸せでした!

しかし、珍しいものには悪いやつも必ずいるもの。
ピー助を狙う恐竜ハンターの黒ずくめのおっさんに突然家凸されてしまいます。銃を突きつけられ、選択を迫られるのび太、緊張のシーンです。
でもちゃんとのび太は断固拒否しました!かっこいい...タイムパトロールが追ってきてなんとか難を逃れます。
平和な日常が崩れるシーン、僕は好きじゃないですが無くては味気ない人もいますからね。
そこでのび太はピー助を湖に隠す決断をするんですけど、ピー助は大きいので近所に徐々に噂が広がったり、ママに食糧がなくなっているのがバレてしまったりします。そんな中でのび太が風邪を引きピー助に会えなくなってしまいます。苦しみながらピー助に会いに行こうと葛藤するのび太、そこでなんとピー助が直々に家に来てしまいます。
自由に会えない苦しさ、わざわざ会いに来てくれたピー助の無邪気さ、色々あって概い深いシーンだと思います。
そんな中でとうとうピー助がマスコミにバレてしまいピー助を過去に送り返す決断をしなければいけなくなります。お別れですね。
このシーンはとても双方の気持ちを考えるとやり切れない気持ちになりましたね...
ついてきてしまうピー助に強くのび太が怒るシーンはなんとも悲しかったです...

正直ここまでだけでもお腹いっぱいで1つの映画完結したレベルなんですが、実はまだ続いていて、ある日ピー助が虐められていたことをタイムテレビで知るんですね。流石弱肉強食の世界。
そこからアメリカ大陸に送ってしまったピー助を日本に返す物語をするわけなんですね!
まあこの辺は基本的にはダイジェストで進むので少し残念でした...でも所々挟まれる恐竜の世界の闘いを描いたアクションシーンは躍動感が凄く、恐竜の恐ろしさが伝わるジリジリとしたシーンで、とても興奮しました!
そうして歩いているとまたもや恐竜ハンターの悪いおっさんに話しかけられてしまいます。ただ、嫌らしいことに今回は脅しではなく、ピー助を渡したらタイムマシンで現代に帰らせてやるというちょうどタケコプターが壊れてしまったドラえもん一行に対して魅力的な提案をしてくる訳ですね...選択は次の日でいいと言われ、話し合いをする訳ですが...
ここも個人的にはお気に入りのシーンですね。ジァイアンとスネ夫の悪ガキコンビがかっこよかった!
結果また皆で日本まで歩くことになりますが、当然悪の集団が見逃すわけがありません。おっさんが追ってきますが、謎の無人ラジコン作戦でそちらの注目を引いている内に逃げようとします。まあ普通にその後バレてしまうんですけど。
そこからジャイアンスネ夫しずかちゃんが悪い奴らに連れ去られてしまい助けにいく。つまり大決戦が始まるわけですね。そしてティラノサウルスvsのび太達になり、成すすべがないのでお互い庇い合う尺稼ぎシーンが始まります。のび太が真っ先に行ったのはかっこよかったけど長かったですね...
ここで伏線回収、なんとそのティラノサウルスは先程桃太郎印のきびだんごをあげて懐いていたわけですね!そして恐竜との共闘、途中からタイムパトロールもきてなんかすごいアクションシーンが始まってなんやかんやあってピー助が活躍してたすかります!で、少し歩いたら日本に到着して感動のお別れ後ED、以上です。

この映画は親として子を育てる責任と、ひみつ道具や特にピー助以外の味方キャラも出ずにのび太達だけで物事を解決する自立、両方が伝わる映画でしたね。親に反抗しまくりな上になんだかんだ親にいろいろやってもらってる僕には心にくるものがありました...
また、全てのキャラのいいとこが出ていたと思います!のび太はいつもとは打って変わって責任感をもって一生懸命ピー助を育てていたし、終盤の判断もかっこよかったし、ドラえもんはおもしろかったし、ジャイアンはいつもにましてかっこよかったし、スネ夫はいつもよりましだったし、しずかちゃんはお色気シーンあったしぴーすけはかわいかった!悪役はかなり残虐で悪役としてはよかったしね!
気になったとこは作画と展開がややごり押しだったとこと旅のシーンはもっとみたかったからダイジェストが残念だったところぐらいかな!
それを踏まえてもよかったところのほうが大きいと思うから
総合評価は
★★★★☆で!!!

以上です。ここまでだらだらとした駄文を見てくれてありがとうございました!
今は魔界大冒険をみていてまた書くかもしれないのでぜひご意見ください!