自身の劣化

ここ１ヵ月俺は悪魔に憑りつかれている。

勉強、運動、コミュニケーション能力全てが劣化したのだ。

それまではこれらのことはメキメキと上昇傾向だった。

６月中旬に行われた１学期期末テストから歯車が狂いだしたのだ。

だが決してそれまでに全く勉強をしていなかったわけではない。

むしろ１学期中間が過去２番目に良かったので今回は１番を取ろうと過去１番勉強したのだ。

そして迎えたテスト当日１日目。

１時間目国語、２時間目社会は多少ミスはあれどもこれまでの知識をふんだんに使用し解ききることができた。

３時間目数学　それは悪夢だった、、、

もちろん数学もきちんと勉強した。

そして計算問題を解いている途中

俺に悪魔が囁いた。

突然頭の中でボーカロイド曲が流れ始めたのだ。

何を考えているんだとそれを止めようとするが

荒れ狂う波に逆らおうと必死に泳ごうとすると沈むように俺の頭の中の”それ”はどんどん大きくなっていく。

やがてテスト前息抜きで読んでいた名探偵コナンの１シーンも追い込みをかけるかのように脳裏に焼きついて離れなくなる。

当然テストに集中できるわけもなく、空白だらけの解答用紙が出来上がってしまった。

この４５分のせいで今まで勉強した約４５時間はすべて水の泡になってしまったのだ。

そして完全にやる気を失った俺は２日目教科の勉強をできるわけもなく爆死した、、、

意気消沈した俺はクラスの天才に「どうやったらテストで集中できるの？」と聞いてみたところ「ただ集中するだけ」と言われた。

なるほど。参考にならないな。

こうして部活でも結果を残せず、これがトラウマとなってしばらく授業に集中できなくなった。

これが悪魔の１ヵ月の内訳である

そこでこの状況を打開するために考えたのが

今それを考えてもメリットがないという考えになることだ。

これを使えば無理やり雑念を少し無くすことができる。

一応これのおかげで少しは頭に授業が入るようになった！

だが完全に消し去ることはできない。

なぜなら雑念は何度も襲ってくるからだ。そのせいで俺は今でもそれと戦うのに集中力を削ってしまうことになるのだ。

夏休みに今日から入り、部活もしばらくなくなるので対処法をしっかり考え、思いついたらまた書こうと思う。

この長文を読んでくれてありがとうございました！

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